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「東京の人は冷たい」と感じてしまう理由は、東京に対するアウェイ感が原因だと思う

ども!カズマルです!

僕は福岡県のど田舎で産まれ育ち、就職を機に上京してきました。

その時感じた「全く知らない土地へひとりで行く興奮」「東京の人は冷たいという噂に不安」を感じながら旅立ったのを今でも覚えています。

気づけば上京して6年が経ちました。

ふと上京したときの不安だった気持ちを思い出すことがあり、懐かしむと同時に僕と同じように上京するにあたって不安を抱いている方がいるのではないか?と思い筆を取りました。

>>地元を離れるのは寂しかったけど、離れてみてわかること・学べることがたくさんあったよ。

これから東京での暮らしをスタートする方や、東京に住んだことはないけど漠然と東京の人は冷たいものだと思っている方へ。

僕なりに考える「東京の人の冷たさ」の理由を説明してみようと思います。

「東京の人は冷たい」は本当か?

まずは、あなたが1番知りたいであろう「東京の人は冷たい」という噂は本当なのか?という疑問に答えましょう。

はっきり言うと「東京の人は冷たい」という噂は本当です。

僕は上京して6年経った今なお「東京の人は冷たい」と感じています。

ただ、上京する前と今では、そこに対しての考え方は少し変わりました。

というのも、上京する前は「東京の人みんな冷たい」のだと想像していたんですが、実際はそんなことはなく、優しい人もたくさんいるんだということを知れたからです。

では、なぜ「東京の人は冷たい」と感じてしまうのでしょうか?

「人にぶつかっても謝らない」「路上で人が酔いつぶれていても助けない」「店員さんの接客が冷たい」と経験上いろいろ思い当たるところはあります。

実際に東京で生活してみて感じるのは、その”冷たさ”はもっと根本的なところに原因があるんではないか?ということです。

東京の人はぶつかっても謝らない

上京1年目のころは、毎日毎日東京はクソだなーなんてことを考えていました(笑)。

  • 駅のホームや路上で倒れている人がいても誰も助けない。
  • 人にぶつかっても謝らない。
  • 電車に我さきに乗ろうとする人。
  • 電車は満員なのにダッシュで駆け込んでくる人。

それが毎日毎日。

なんて冷たい人たちばかりなのだろうか?自分も東京で暮らしていくといずれこうなってしまうのか?

上京したての田舎者には東京の冷たさはとにかく堪えましたね。

東京にも優しい人はたくさんいる

そんな東京の生活を続けていくと不思議と慣れるもので、今ではそれが当たり前の光景として捉えられるようになりました。

東京の人はみんながみんな冷たいかというとそうではなく、個々人で見たときは優しい人もたくさんいます。

個人的には、地方だろうが東京だろうが関係なく優しい人の割合は同じだと思っています。地方にも冷たい人はたくさんいますしね。

しかし、個人ではなく集合体でみると東京の人は冷たいと感じてしまうのです。

僕の考えでは、これは東京という都心特有のアウェイ感が原因だと考えています。

補足この記事での”地方”とは出身地が東京都以外の人を便宜上総称して”地方”と読んでいます。

冷たいのは”上京した地方出身者”?

東京はどちらかというと生活をする街ではなく、大学や会社、商業施設がある都心としての役割が非常に強い街です。

そのため、郊外からも学校や会社、買い物のために人が集まってくるという特性があります。

都心に集まる人の割合を出身地でざっくり分けると、東京出身の人と地方出身の人の比率はおおよそ半々になるでしょう(個人的観測ですが)。

つまり「東京の人は冷たい」と言っている”東京の人”の半分は、実は「地方出身者」なわけです。

地方で言い伝えられている「東京の人は冷たい」という噂は事実で、ここで言われている「東京の人」を分解すると半分は地方出身者ということになります

東京の人はアウェイ感を抱いている

僕もそうですが、地方出身者には地元や家族(ホーム)があり、東京はあくまで働きに行く場所(アウェイ)です

地方出身者にとって、いくら東京で長らく働いたとしてもホームは地元や家族であり、東京という街はアウェイな場所でしかありません。また、それが入れ替わることはありません。

アウェイな場所では人はなるべくトラブルを避け、目立つことは避けようとする傾向があります。

東京に住んでいる地方出身者の場合「他人に干渉しないこと」とも捉えることができます。

東京でのご近所付き合いや隣人との交流が無いのも、この無意識に他人に干渉することを避けている結果ではないでしょうか。

仲間内や親しい人の間では、東京でも小さなホームを築けており、そこでは、その人の優しさを感じることができるのです。

こう考えると、東京にも個々人で見ると優しい人はたくさんいるのに、集団で見ると冷たい印象を受ける点に納得がいきます。

まとめ

「東京の人は冷たい」と感じてしまう理由。それは、東京で生活する人の多くが「東京に対するアウェイ感」を抱いているからです

このアウェイ感が、他人や自分とは関係のないことへの関わりをなるべく避けようとします。

その結果、「人にぶつかっても謝らない」「路上で人が倒れていても誰も助けない」「店員さんの接客が冷たい」といった行動へ繋がっているのです。

これから、東京で暮らそうと考えている方、実際に暮らしている方は東京の人たちは冷たく感じてしまうことでしょう。

しかし、それはそう感じてしまうだけで、本質的なところでは地方同様、優しい人たちなのです。

なのであまり怖がらずに、初めのうちはそういうものだと割り切ってみるのも一つの手です。

どうぞ、東京での生活を楽しんでください。

東京での一人暮らしに役立つ記事も書いているので、ぜひ読んでみてくださいね♪

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