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人に無関心になると人に優しくなれる【職場編】

ども!カズマルです!

今回はちょっとしたグチ記事を・・・。

僕は社会人歴6年目の会社員です。6年目というと、会社的には中堅と呼ばれ出すころでしょうか。

また6年目にもなると部下もでき、ある程度仕事に慣れてきて、周りをみる余裕も出てきます。

するとどうなるかというと、不平不満が出てきます。人間誰しもそうですね。

僕の職場には、所属会社が違う3つ下の男の子がいます。25歳くらいでしょうか(以下、彼と呼ぶ)。

仕事するデスクは隣。プロジェクトも同じで、いわゆるチームメンバーというやつです。

ざっとその彼の特徴をご紹介させてください。

年下なのに初対面からタメ口

年下なのに僕に対してタメ語で話してきます。しかも初めてあった時から。

「もしやこいつは誰にでもタメ語でしゃべるニュータイプか!?」と勘ぐるも、同じ会社の上司には敬語でした。

完全に僕がなめられてるのか、人として見てもらえていないのかは不明です。

年上にタメ語で話すとか、小さい時から体育会系で育った僕には到底理解できないですね。なんなら会社が別だったら年下でも敬語になってしまうほどです。

まあ、タメ語で話す若者はそんな珍しいことでもないし、彼も相手をバカにしてるわけではないと思うので、ここは広い心で受け止めてあげましょう。

仕事の8割はスマホをイジイジ

仕事を共にするようになって、半年くらいが経ち、席が隣同士になりました。

タメ語の彼はどんな仕事ぶりを発揮してくれるのか、隣から観察してやろうと意気込むや否や、ずっとスマホをいじっているではないか!!

背中合わせで座ってる上司にはバレないように、巧みにかつ大胆にスマホをイジっているではないか!!

「こいつは人だけではなく、仕事もバカにしているのか!?」とさすがの僕もキレそうになりましたが、グッと堪えるあたり。忍耐力の大切さを身にしみて感じました。

そしてさすがにそんなに長くイジらないだろうと思っていたら、軽く4時間はイジってますね。しかも毎日。

スマホでそんな長時間なにしているのか、いつか聞いてみたいものです。

昼休みが終わったら昼寝

そんな彼ですが、お昼になるといつもお昼寝をしています。寝顔がまたきゃんわいーんですよね!

これは別に問題ないですね。だって昼休憩ですもの。仕事仲間とランチに出かけるもよし。昼寝するもよし。

「あれ、昼休憩は終わったはずなのにまだ寝てる」「眠たいからしょうがないよね!」

打ち合わせの時間になっても起きないので、上司が「○○くん、打ち合わせでてくれる?」ってわざわざ起こしてくれるあたり、やっさしー!!

仕事を減らさず、仕事を増やす

そんな彼は、たまに、ほんとにたまーには仕事してくれるんですよ!

もちろん、期日はいつもギリギリ。さらに出来上がったものは、杜撰の一言では片付けられないレベル。

考慮不足、データ不備、よくわからない説明のオンパレード。

根拠のない「大丈夫でしょ♪」という説明にグッとくるのを押さえ、上司の返答が「そうだね♪」って、、、上司の言葉の方がグッとくるぜ!

これにより、謎のタスクが突如出現することとなる。その名も「チームワーク」!

その年下では手に負えなかったタスクを1から片付ける。「みんなは1人のために」精神である。なんと素晴らしい光景であろうか。

この結果、彼は定時までの残り時間をスマホに費やし、残された我々は必死になって自分のタスクと彼の置き土産を片付けていく。

職場で無関心なクソ上司

ここまでにたびたび登場した彼の上司。通称クソ上司。

彼に負けじと立派なクズっぷりを発揮しているのはさすがとしか言えないだろう。

基本、部下である彼には無関心。

彼の方からあえてツッコまれようとボケているんではないかと思うほどの失態をしても、上司は彼に怒ることもせず、ただお客に謝るのみ。

なんなんだ、この上司は!下手すると仏様か?と見間違うほどである。

僕は彼に対して優しくなれた

さて、こんな職場環境で僕はどうなったかというと、毎日のストレス、イラだちで、悪の感情しか生まれてこない状況になった。

これはまずいと思い、どうするべきか悩んだ結果、たどり着いた結論は「無関心になること」だった。

無関心になるとはどういうことかというと、そもそも彼がいない前提で仕事をするということだ。

そしてさらには、彼はボランティアで仕事を手伝ってくれているのだと思うようになった。

ちょっとだけ仕事をふって、出来るか出来ないか彼にやってもらう。

そしてうまく出来たときは不思議と彼に対して喜べるようになった。

逆にうまくできなかった時は「もともと自分の仕事だったんだし仕方ないか」と思うようになった。

その結果、僕は彼に対して優しくなれた。

なんなら、結局出来なかったけど手伝ってくれてありがとうとさえ思えるようになった。

かなりの進歩だ。おかげで、僕の精神状態は良好だ。

愛情の反対は憎悪ではなく無関心だなんてよく言ったものだ。

人に無関心になると人に優しくなれる

さて、グチはこの辺でやめにして(笑)

僕は彼からいろいろなことを学ばせてもらいました。

そして彼には大変貴重な経験をありがとうというほか言葉がありません。

この年下の男の子に対して無関心になる前までは、年齢は下だろうが関係なく、対等の社会人として接していました。

その結果、怒りの感情しか湧いてきませんでした。僕が短気すぎるだけかもしれません。

そして、彼に対して呆れた結果、無関心となった世界はとてもやさしい気持ちをもてるようになりました。

いま思えば彼の上司もそうだったのでしょう。

人に無関心になると人に優しくなれる。

そして、人から関心を寄せられなくなったら、人として終わりだと思う。

以上、ではではー!

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